pixivが新しいサービス『pixivFANBOX』を開始した。
その『pixivFANBOX』に多くアニメ・マンガカルチャーを楽しんだりするファンの人たちや創作をするクリエイターの注目が集まっている。
そんな『pixivFANBOX』のサービスが開始と同時に、Twitterでは、
『二次創作を支援するのはありなのか。』との声も多数みられ、サービスは著作権などの権利を犯していないのか?などとTwitterで物議になった。
まあ、今現在では、二次創作については”pixiv”は言及していません。
じゃあ、そもそも『pixivFANBOX』というサービスがどういったモノなのか?という説明も分かりやすく解説していきますので、参考にしてみてください。
『pixivFANBOX』とは?創作を続けられる環境が生まれるのか。
『pixivFANBOX』はというと、投げ銭に似ている。
最近、流行っているライブ配信サービスが投げ銭を導入していて、ゲーム実況や生配信などで投げ銭システムが活用されている。
その投げ銭システムとは、『ファンが面白い。感動した。』というエンタメにお金を払うシステムの事です。
分かりやすい例をあげると、路上ライブをするアーティストが”投げ銭”を貰っている。光景をイメージしてもらうと納得出来るだろうと、思う。
『面白い。感動した。』などのエンタメを提供してくれるアーティストにお金を支援したいというの実現させてくれるのが、”投げ銭システム”というサービス。
『う〜ん。投げ銭システムが納得できないな〜。』と感じる人もいると思う。
素人のアーティストではないですが、最近だと『ELLEGARDEN』が復活したというニュースが爆発的なトレンドになり、Twitterのタイムラインが『ELLEGARDEN』という言葉で埋め尽くすほど。
人気絶頂で、『ELLEGARDEN』は活動休止を発表し、ファンの間では『もう、復活しないのでは?』との声もあった。
その2008年5月2日『ELLEGARDEN』は活動休止の理由に、
「俺は今でもみんなにしてきた約束を守ろうと思っています。一生この4人で音楽をやっていくっていう例のやつ。だから、今までありがとうも、ごめんなさいも言いたくないです」
『ELLEGARDEN』ボーカル”細美武士”言葉に”ロックバンドとしてのストーリー”と”10年間の充電を経て、約束が果たされる。”ことが多くの人を熱狂させてくれたのだと。
2018年という今の時代は、『ELLEGARDEN』ような熱狂的なファンやコンテンツを一緒に作ることが出来るようになり、無名の個人が小さなコミュニティで”夢”をファンと共有し、追いかけて行ける時代になった。
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『pixivFANBOX』は、創作者とファンが”夢”や”作品製作”を共有。
『pixivFANBOX』はどのようなサービスなのか?といいますと、
『創作者とファンが”夢”や”作品製作”を共有できる。』サービスというのが分かりやすいと思います。
投げ銭システムのような、プランを創作者が作成し、ファンクラブのようなコミュニティができます。
その『pixivFANBOX』では、”創作者の作品製作過程を見れたり”や”みじかにコミュニケーション”も取ることも可能になってくる。
アニメ・マンガを創作するクリエイター達は、もっと創作活動に集中できると思いますし、ファンの人たちと交流もあるので、一緒に作品を作っているような雰囲気になるでしょう。
『pixivFANBOX』で、二次創作を支援するのはありなのか。
『pixivFANBOX』のサービスが開始すると同時に、疑問の声がネット上で湧き上がりました。
それは、『二次創作は、支援していいのか?』という著作権をどう守っていくのか、と物議になりました。
ですが、『pixivFANBOX』サービスだけでなく、二次創作の同人誌は大きな市場になっていてコミックマーケットなどがイベントになり多くの人が楽しんでいます。
その中では、『本』だけに限らず、『コスプレ』なども対象になるのでは?と、考えると『二次創作って、どこまでがいいのか?』というのが、曖昧な気がします。
10年前、『ドラえもん』の二時創作の同人誌が販売中止と損害賠償を求める訴えたコトがニュースになった事を小学生の頃の僕は、今、思い出した。
ちなみに、その『ドラえもん』の同人誌が販売中止と損害賠償を求めた詳細はこちら▼
だれが「二次創作」を殺すのか? ドラえもん最終話同人誌訴訟問題
その『ドラえもん』の同人誌は、最終回をリアリティのあるように描いていて同人誌としては、爆発的なヒットで、約1万5000部売り上げたという。
あまりにも売れすぎたりなどで、無視が出来ない状態になったら、法的処置を権利者側がするというのが暗黙の了解のように業界ではあるような気がする。
だからといって、同人誌を売ってもいいという事にはならないと思うし、二次創作者が私利私欲を満たすために稼ぎすぎても権利者側からしたら、面白くないだろう。
だが、この著作権の法的処置をとれば、権利者は勝つことは目に見えていて、二次創作者は、今一度、創作活動を考えなければいけないと感じる。
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